【4746東計電算】10年で配当金3倍!?連続大幅増配の小型株(情報・通信業)を紹介!

【4746東計電算】10年で配当金3倍!?連続大幅増配の小型株(情報・通信業)を紹介!

東計電算は、好業績に裏付けられた高い増配率を誇る情報・通信業の小型株です。右肩上がりの株価に加えて高成長の配当金が魅力です。激戦のソフトウェア開発部門においても最高益を更新し伸びしろも十分!分散ポートフォリオの一角を担う即戦力として期待できます!

基本情報

何をしている会社?
・ビジネスアプリケーションサービス
企業の財務会計や文書管理システムなど
・ファシリティサービス
データ管理、コールセンター、人財派遣、給与計算などの業務サポート
・ネットワーククラウドサービス
最新設備のデーターセンター(IDC)によるネットワーク設計や情報セキュリティサービス

いわゆるソフトウェア開発を行う独立系のSirですね!

魅力ポイント
⭕ 10〜20%の伸び率で最高益を更新中
⭕ 好財務でコロナ禍でも利益微減の足腰の強さ
⭕ 安定性のあるストック型のビジネスも成長
⭕ ここ10年で配当金は3倍以上!

好業績に伴って配当金も高成長!

注意ポイント
🔺競合の多い業種で長く生き残れるか!?
🔺配当性向は約50%ですでに高水準。
EPSの維持・成長を求む!

長期・安定の成長を維持できるかがポイント!

株価推移を見ていきます
ヤフーファイナンスより。2024年4月18日終値)

過去10年で株価も3倍!右肩上がりのチャート!

短・中期では細かい波で推移。半年単位の安値を狙う?

重要10指標の分析(IRBANK)

IRBANKを使った重要10指標の分析結果です。IRBANKの使い方や優良高配当株の基準については以下の記事も参考にしてください!

業績の評価
売上高・営業利益・ROE・EPS

企業の稼ぐ力を確認していきます。

業績の優良基準
売上高:長期的に見て右肩上がり
営業利益:長期的に見て右肩上がり
営業利益率:10%以上で優秀
ROE:8%以上で優秀
EPS:長期的に見て右肩上がり

コロナ禍をしのいで10〜20%の利益成長!
驚異的な営業利益率と右肩上がりのROE!優秀!

リーマンショックの時期を超えてからぐんぐん成長!
EPSは株価と配当金の上昇に直結するためgood!

財務の評価
キャッシュフロー・自己資本比率

経営の安定性・安全性を確認していきます。

財務(キャッシュフロー)の優良基準
営業CF
収入ー支出で残ったお金 プラスならOK
投資CF
設備投資や資産売却のお金 マイナスでOK
財務CF
借金や借金返済のお金 マイナスでOK
フリーCF
自由に使えるお金 プラスならOK
財務(自己資本比率)の優良基準
・40%以上は欲しい
・60%あれば(維持していれば)安心
・業種によっては低くても正常な場合がある

稼ぐ力が半端じゃない!
事業投資、借金返済も順調です

盤石の財務体制!
簡単には崩れない安定性も大きな魅力

配当(一株配当・配当性向)

配当金について確認していきます。

10年連続増配中でその間の平均増配率は15%超え!
配当性向も段階的に引き上げていて、株主還元意識も高いですね

2024年12月期のEPS予想は248円。配当性向が昨年までと同様に45〜50%水準とすると、配当金予想は111〜124円程度に増配へ!

業績連動の安定配当方針。令和5年12月期の好決算を受けて大幅な上方修正!
令和6年1月1日付けで株式分割(2:1)ているため現在の一株配当予想は110円。前年までは期末配当のみだったが中間配当を開始するかにも注目!

配当利回り

過去の配当利回りを確認。一般的に配当利回りが3.75%以上で高配当株と呼びます。

株価上昇と増配でバランスがとられて常に2.8〜3.2%程度
早めに保有して、増配で好配当化していくタイプ

増配を加味した配当利回りは?
平均15%の増配率を維持すると仮定してシミュレーションすると・・・
5年で配当金2倍!(配当利回り3.0%→6.0%)

さすがに増配率15%の長期維持は夢を見すぎですが、5%成長だとしても14年あれば2倍になります。株価も右肩上がりのため、暴落待ちよりも早めに保有して増配の恩恵を受けると利益率は高そうです。

投資タイミングは?
利回り3.0〜3.2%を狙う

高配当株の投資タイミングの考え方については以下の記事も参考にしてください!

割安さの指標
① PERが平均以下(15倍以下を目安)
② PBRが1.0倍以下

PERは15.08倍で平均的な水準!
PBRは1.98倍で割安さは感じず

配当利回り平均との比較
過去5〜10年程度を比較して購入ライン(目標利回り・株価)を設定

東計電算の過去5年平均の配当利回りは2.8〜3.2%程度です。高配当株の基準である3.75%に到達するにはかなりの下落幅が必要ですが、待っている間の機会損失に繋がります。

永久保有を前提に増配力の高さを優先すれば、配当利回りは3.0〜3.2%程度でも早めに保有しておく戦略も大いにあり!

狙いの配当利回りを3.0〜3.2%に設定するなら・・・
購入ラインの株価は3,666円〜3,437円!
※目標株価=配当110円÷目標利回り%

総合評価 Aランク

主力のシステム開発に加え、ストック型の好採算業務ソフトが好調。汎用性の高いサービスを広く浸透させて最高純益を更新中です。稼ぐ力が非常に強い企業であり、業績が伸びるとともに大幅増配を重ねています。

一方で、配当性向は50%近くまで引き上げられているため、業績不振に陥れば減配のリスクは有ります。

高配当株と呼ぶには配当利回りがやや低いものの、長期に右肩上がりの株価はむしろ高評価です。割安さは感じないものの、いつ投資しても安心して計算できるため高配当株初心者にもおすすめです。長期保有していれば増配による高配当化が期待できます。

成長性と安定性を兼ね備えた優良株として【Aランク】の評価!

※注意※
あくまでも個人の分析・評価です。最終的な投資判断は自己責任でお願いします。必ず最新情報をもとに自分で分析して納得してから投資するようにしてください。

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